今回からは栄養素の話をしてみたいと思います。
栄養素は次のように、大きく二つに分類できます。
①非必須栄養素
体内で合成できるので、必ずしも食事で摂る必要はない物質
②必須栄養素
体内で合成することができないため、必ず体外から取り入れなければならない物質
必須栄養素には、
・ビタミン(18種類)
・ミネラル(20種類)
・アミノ酸(9種類)
が有ることが解っています。
現代の先進国都市部では身体を維持するために必要な必須栄養素のうち約20種類が食事のみでは十分な量を摂取できないことが最新の研究からわかっています。
サプリメントを選ぶポイントは
①不足しがちな20種類の栄養素を最適な配合比で構成していること
②一粒あたりの量(ビタミン・ミネラルの量)が出来るだけ多いこと
③量(濃さ)に対して値段が安いこと
④良質な材料を使用していること(乳化剤やカプセルに注意)
⑤飲みやすい粒の大きさや形である事
などが挙げられます。
ちなみに、
コエンザイムQ10・コラーゲン・αリポ酸・ヒアルロン酸・コンドロイチンなどは本来体内で合成される非必須栄養素となります。
黒酢やプルーンなどは栄養素というよりは、食品になります。
優先順位から考えると、必須栄養素が十分確保されてから、さらに余裕がある人が非必須栄養素である各種健康食品を摂るのが良いと思います。
さらに、皆さんが無知なことにつけ込んだ粗悪なサプリメントや健康食品が多数出回っているので注意が必要です。
もちろん、有名なメーカーの商品であるほど利益を追求しているため、簡単に信用せずに内容をしっかりと吟味する必要があります。
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