前回まで説明してきました"お腹の冷え"についてですが、
今回はダイエットとの関係について紹介してみたいと思います。
ダイエットに取り組んでおられる人は、たくさんいると思います。
カロリーの摂りすぎは当然のこととして理解されていると思いますが、実は"お腹の冷え"の改善もダイエットの為には必要なのです。
内臓の働きが低下して熱が発生できなくなることでお腹が冷えてしまい、代謝が悪くなり脂肪が燃焼しにくくなってしまっています。
内臓のなかでも「胃」と「肝臓」が、身体を温める発熱装置であるといわれています。この2つの発熱装置を働かせる為には、たんぱく質を多く含む食事が必要なのです。
非常に簡単に言いますと、「胃」はたんぱく質をエネルギーに変える為に、消化酵素を大量に出そうと激しく運動して熱を発生します。
「肝臓」はたんぱく質が分解されたアミノ酸を別の物質に化学変化させようとする時に熱を発生します。
働きが低下して熱が発生しにくくなり体温が低下すると、基礎代謝も下がってしまいます。(体温が1度下がると基礎代謝が12%下がってしまうといわれています。)
食事制限をする条件の1つとして「たんぱく質」をしっかり摂る必要があると共に、たんぱく質を分解する為の栄養素を摂ることが重要です。
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