痛みが引かずに我慢していませんか?

痛みが引かずに我慢していませんか?

2017.02.13更新

兵庫県川西市在住 50代女性 以前にバレーボールの時のケガで来院頂いていた方です。今回のご来院は7、8年振りになります。

今回はバレーボールではなく、自宅で家事をされている時に突然手の痛みに襲われ、その日から特に母指が、朝はこわばり痛みも強くそのうちバネ指まで出だして、
とにかく母指が痛くて動かせないとのことでした。

実際にみてみますと、母指は動かそうとするとブルブル震えながらゆっくり動き出し、そのうちバネ指特有のパキンと折れる様な動きとともに強い痛みが出ます。またそれを伸ばす時もパキンと弾けるように動きさらに強い痛みが出てしまいます。
母指の関節にはそれぞれに圧痛があり、まわりの筋も硬くなっている感じです。

ばね指は、基本的に指のアライメント異常、屈筋伸筋の相反した連動性の異常、腱鞘炎等筋腱の滑走障害‥色々な要素が絡み原因は単一の場合も複数の場合もあります。

今回は特に屈筋の腱に固さがあり、関節ごとの痛みも屈筋側に出ているので、屈筋腱の腱鞘に対する滑走障害、また腱が骨から浮かない様に止めている靭帯も固着している様な感じです。

そこで母指の骨と関節の配置を正しく戻しながら、自動運動で屈伸してもらい、屈筋腱の滑走を良くなる様に試みました。最初はかなりの痛みを伴いましたが、何度か頑張ってやってもらっていると痛みが少なくなって来ました。

処置後にまた母指を動かしてもらうと、痛みとぶるぶる震える感じは少なくなっていましたが、ばね指の弾ける動きはまだ残り、あまりスムーズではありませんでした。
お家に帰ってからも、母指をばね指症状が出ない範囲での屈筋運動をしてもらう様にお願いし、この日は終了しました。

固着していた靭帯と腱鞘内での腱の滑走は治療により動く様になっても、実際には腱と腱鞘の間に目一杯滑液が潤滑する必要があります。ワイヤーとホースカバーの間に油をさす様なイメージですね、そうして摩擦がなくなり滑らかな腱の滑走が実現します。
その為には、少しづつでも指を屈伸運動して動かし続けることが必要なんです。動かすことで刺激され滑液が分泌されます。あくまで痛みが誘発されない動きでですが。

ただし、今回は腱自体の滑走障害が残っているので、次回以降更にその改善と、動く様になった時に伸筋との相反するバランス調整をする必要がありそうです。

出来る限り早く良くなる様に、最善を尽くします。楽に家事ができますように。

ありがとうございました。

池田






投稿者: ナチュラル・キュア整骨院