痛みが引かずに我慢していませんか?

痛みが引かずに我慢していませんか?

2017.03.17更新

大阪府箕面市在住 10代男性 ホームページを見て、ご来院頂きました。

大学生で陸上部、長中距離を走るそうです。
毎日部活でトレーニング、ジョギングをしていて、突然右脛骨部(すね)の痛みに襲われました。その日は痛くて走るのを止め、その日以来1週間近く部活も休んでいるそうです。

来られた際は、痛くなった日より休養していて痛み自体は軽減していましたが、歩行でも軽く痛みます。
痛みの場所は脛骨の内側、筋と骨の間くらいに圧痛も著明で歩行時も足が接地する時に同じ所に響く感じです。

実際をみてみますと、圧痛のある辺りは皮膚の表皮からパリっと張った感じで、皮膚を持ち上げたり、上下左右に滑らせる余裕も無い感じです。
となると、まずは皮膚自体の弾力がなくて、内部の筋の内圧が上がりっ放しになってしまうコンパートメント症候群といわれる状態なのかなと、まず皮膚の滑走状態を良くしてみました。
その後で再チェックしてみますと、さっきよりはちょっとマシだけど、根本的に痛みの変化が少ない様です。
そこでもう一度皮膚を持ち上げてみると、どうやらその中の筋膜、走行的には筋間中隔といわれる下腿の筋を大きく3つの隔室に分けている膜の滑走も良くない感じで、今度はその走行の方向でやや深部の動きもつけてみました。

そこでようやく痛みも変化があったので、やはりコンパートメント症候群で、やや深部まで癒着していたのではないかと思います。

痛みも筋が滑走し始めて減っていますが、癒着していた所は外れた時に炎症を起こす可能性もあり、実際にやや熱感が出始めたので、治療もそこで終了し、痛みが強くなる様ならアイシングをお願いし様子を見て頂くことにしました。

こういった症状は、急性の痛みと同時に今までに重ねてきた運動の疲労や微細損傷を蓄積している場合が多いので、正しい変化が起こっても痛みが増える場合もあります。
だからこそ早めにそれを追視し、正しく治る方向にきているか、また残存するものに対して新たな第2弾の治療を行う必要があります。

早く復帰出来て、また楽しく走れるようになりますように。

できる限りのことをさせて頂こうと思います。

ありがとうございました。

池田

投稿者: ナチュラル・キュア整骨院