痛みが引かずに我慢していませんか?

痛みが引かずに我慢していませんか?

2011.05.31更新

40代女性  兵庫県 伊丹市

右の肩の痛みがあり来院されました。

症状を詳しく聞いてみると・・・

・バトミントンのアンダーサーブ(胸の前から打ち出すサーブ)をするときに特に痛みが出ます。

・前から腕を上げると肩関節から腕にかけての前面に痛みが出ます。

・押さえると痛みを強く感じる部分があります。

・夜間も疼くような痛みがあります。


身体の状態を詳しく調べていくと・・・

・右肩が胴体に対してずいぶんと前に入り込んでいます。

・腕全体が内側に巻き込んでいます。

・前や横から腕を上げていくと肩がすくんできてしまいます。

・反対側の肩を触るポーズをしてもらうと、肩の外側にライン状の引きつりと痛みが出ます。


はじめに骨盤の状態を調整していくと右の股関節が左よりも可動範囲が狭く硬くなっています。

股関節の動きを止めている筋肉は、間接的に背骨を前に引っ張るために骨盤を捻じることになります。骨盤のねじれに対応して上半身を反対に捻じることでバランスをとっていることが多いので、肩関節と上半身の胴体との関連性に影響が出てきます。

また、同じ側の肩関節の可動性と股関節の可動性は筋肉や筋膜により連動性があることが多いので、肩関節の位置の異常の原因の一つになっていると思われます。

股関節周辺の筋肉や筋膜などの制限因子を詳しく調べて、問題点を改善していきます。
これにより、肩関節の周囲の引きつり感が幾分かマシになり、痛みの範囲も減少しました。

つぎに、肩関節周辺の骨格や筋肉の位置関係を詳しく診ていき、位置の異常や動きを制限している問題点を改善していきます。
この患者さんの場合は、三角筋という肩を外側から覆っている筋肉と大胸筋(胸の前の大きな筋肉)との間が上手く滑走していなかったようです。

これにより、肩関節が前に入り込んで腕が内巻きになっていた状態が少しましになり、可動制限がほぼ消失したのですが押さえると痛いポイントが残ってしまいました。

肩関節の前の部分なのですが、この痛みの残った部位は「内臓の機能低下に対応する反射ポイント」のなかの「肝臓・胆のう・十二指腸」と関連している部分です。

患者さんに詳しく聞いてみると、ここ数日みぞおち付近に重苦しさと痛みを感じることがあったとのことです。

内臓の機能低下に対応する手技を行うことで、「おなかの違和感」と残っていた「右肩の前の痛み」が解消されました。

上手くいって良かったです。


ありがとうございました。










投稿者: ナチュラル・キュア整骨院

2011.05.27更新

50代女性  兵庫県 尼崎市

20年前からの患者さんなのですが、半年ぶりに来院されました。

左の腕全体の脱力感と、右手の指先のしびれが出てきたそうです。
病院でレントゲン検査およびMRI検査を行い、「首の骨の3番目と4番目の間でヘルニアになっている」と診断されます。
病院で手術の具体的な説明を受けてから自分でいろいろな情報を集められ、術後の状態が思わしくないケースが多いことが判り、出来ることならば手術を避けたいと思われてお越しになりました。

状態を細かく観察していくと・・・

・右の指先は常にしびれているようです。

・左の腕は前に手を突き出す動作で脱力感が出るようですが、他のポーズでは大丈夫なようです。

・腕以外の上半身(肩周りや首回り、背中など)にも広範囲に痛みとだるさがあるのですが、立った状態で脱力をすると痛みが悪化し、動かすとましになります。

・頭の後ろに手を回す動作が、肩周囲の痛みで出来なくなっています。


MRIの所見で頸部にヘルニアが飛び出ていることは確実なのですが、症状の出現が末梢性の問題を持つタイプに思えますので、首には出来るだけ触らずに末梢性の神経の問題に取り組んでいくことにします。

右腕のの症状は小指側のしびれ感なので、尺骨神経の領域と一致します。肩関節から腕、手先までの尺骨神経の走行ルート上の筋肉の動き(働きと滑走の状態)を細かく調べていきますと、右肩から腕にかけ他部分に全く滑走が出来ず硬くなった部分がありました。

筋肉を揺さぶるとその部分にはピリピリした痛みがあり、指先にも響くようです。

この部分の筋肉の動きと滑走が良くなるようにを出来るだけ丁寧に施術してみますと、筋肉を揺さぶる時の痛みはほとんど感じなくなり(滑走状態が回復しています)指先のしびれ感もマシになりました。

左腕を突き出した時の脱力感とだるさというような症状は、循環系(血液とリンパ液の流れ)が上手くいっていない時の典型的な症状なので、肩から腕にかけての血管やリンパ管が通り抜けている筋肉の隙間がふさがったりねじれたりしないように、走行ルート上の筋肉に対して同様の施術を行っていきます。

筋肉の硬さや動きが改善するにつれて、脱力感やだるさもマシになるようです。

このような施術を数回(週3回のペースで3週間)繰り返していくことで症状は概ね改善し、病院と手術の日程等の打ち合わせに予定されていた診断日には自覚症状がほとんど感じられなくなるまで改善していましたので、担当の医師との相談の結果、今回は「あえて手術の必要なし」ということになったそうです。

ほんとうによかったですね!

ありがとうございました。

投稿者: ナチュラル・キュア整骨院

2011.05.25更新

70代女性  大阪府 茨木市

半年ほど前から右肩に痛みがあり近くの整骨院に通っていたのですが一向に改善しないので、整形外科を受診されました。MRI検査で「棘上筋の断裂」があるため、治すためには手術しかないと診断されます。

手術をすることを患者さまが希望されなかったので、妹さんの紹介でお越しになりました。

状態を良く観察してみると・・・

・右腕を伸ばした状態で前から上に手を挙げていくと、水平付近で痛みが出ます。

・痛みのある高さから、左手を添えてあげるとさらに手を上げることが出来ます。

・左手を添えた状態でも、上から腕を降ろしてくると水平付近を通過するときに痛みが出ます。

・肘を曲げてから上に手を伸ばしていくと、挙げる時にも降ろす時にも痛みは出ません。

・静止状態でも僅かにズキズキ感があります。(夜間は特に気になるようです)


また、肩関節の触診では肩甲骨に対して上腕骨(腕の骨)が上に引き上げられたようになっており、腕を上げる動作で引っかかっているようです。

その結果、肩をすくめる動きが出てしまい可動性を更に悪化させているようです。

幸いにも切れてしまった棘上筋はとても小さな筋肉で、この棘上筋だけにしか出来ない動きはごくわずかなので上手く運動療法を行えば、周囲の筋肉で動きをカバーすることが出来ます。

もちろん、激しいスポーツなどを再開することはできませんが70代の女性が日常生活を普通にすごく程度なら問題ないはずです。

1回目は肩甲骨に対して上腕骨がきっちりと治まるように周囲の筋肉の緊張を緩和させ、関節の位置関係が正常になるような施術を行いました。この時点でズキズキ感も少しましになり、可動性も僅かに改善しました。

2回目に来られた時に、夜間の痛みが治まったとのことでした。ひきつづき右肩の周囲の筋肉の緊張を緩和させ、関節の位置関係を整えていきました。

週2回のペースで3~6回目も来院してもらい、同様の手技を続けたのですが毎回動きがスムーズになっているようです。

7回目以降、周囲の筋肉の動きの連携(棘上筋の動きをカバーする動き)を良くするためのエクササイズを指導して、毎日4回以上行ってもらいました。

現在、日常生活では不用意に腕を伸ばしたまま上にあげることをすると途中で上がらなくなってしまうのですが、痛みは出ません。肘を曲げてから腕を上に突き出すようにすればほとんど日常での痛みや不自由さは感じられないようです。

「ここまで回復したら手術を受けなくても良かったと思えますね」とおっしゃっています。


ありがとうございました。

投稿者: ナチュラル・キュア整骨院

2011.05.23更新

50代男性  兵庫県 伊丹市


大学生の時に野球中に右の股関節の痛みを感じ、整形外科でレントゲン検査を受けると「先天性股関節脱臼」と診断されます。それも、股関節を受け止めている骨盤側の形成不全(へこみが浅い状態)だったそうです。

その後運動を控えていたので痛みが治まっていたそうですが、50歳ごろに健康診断で「太りすぎなので歩きなさい」と内科の先生に指導され、歩き始めてしばらくすると腰痛を発症し、そのうちに股関節にも痛みが出てきたため、再度整形外科を受診します。

その時から、半年に1回のペースで股関節のレントゲン検査を受けているのですが毎回状態が悪化しているために、最近では毎回手術を勧められていたそうです。

患者さん本人は、出来れば手術したくないとの思いで、当院にお越しになりました。


患者さんの状態を詳しく調べてみますと・・・

・左右の足の長さが3センチほど差があります。(もちろん右側が短くなっています)

・右の股関節の可動性に著しい制限があります。(股関節の周囲の筋肉はカチカチです)

・右の太ももの外側の筋肉に強い緊張と痛みがあります。

・骨盤は左に寄ったままで右足に体重を乗せていないことがよくわかります。

・右の足首はつま先立ちで内側にねじった状態で硬くなっています。(つま先で着地しています)

・右の腰に痛みがあります。


1回目は股関節の周囲の筋肉の緊張があまりにも強いので、緊張を緩和するための施術を中心に行いました。
また、右足首のアライメントがあまりにもおかしいので、こちらも調整しました。


2回目には、股関節の痛みは少しましになり可動制限も僅かに改善したようで、歩きやすくなったとのことでした。
足の指先の神経伝達がうまくいっていないようなので、促通させるためのトレーニングを指導しました。

3~5回目は同様の施術を行ったのですが、股関節の可動制限はドンドン改善され動かし易くなっているのですが、制御の方が上手くいっていないので歩くと左右に体が大きくぶれてしまいます。股関節の前後方向の制限を緩和する手技と、股関節の前後方向の運動パターンを学習させるためのトレーニングを指導しました。

6回目は前回のトレーニングの成果が出てきたようで、歩き方がかなり安定してきたそうです。骨盤の恥骨(前側)の関節の動きが上手くいっていないようなので、調整しました。

また、足の長さの差による右足の負担を減らすために今回から靴の中に5ミリのコルクシートを敷いてもらうことにしました。(この時の足の長さの差は約2センチ弱まで減っています)


7回目、コルクシートの中敷き効果が出てきたようです。歩行中の股関節の痛みは無かったそうです。

その後、順調に状態は改善し毎週2回ほど3キロ程歩いているそうですが、痛みはあまり出なくなったそうです。

先日、整形での定期健診でのレントゲン検査で、「半年間で全く進行していないので、手術はしなくても済みそうですね」と言ってもらったようです。本当に喜んでおられました。

ありがとうございました。




投稿者: ナチュラル・キュア整骨院

2011.05.19更新

70代女性  京都府 京都市

娘さんのご紹介で来院されました。

10年前に左右どちらにも五十肩を発症され、病院等に通院されて症状は緩和されたのですが右肩にはその時以来違和感がずっと残っていたそうです。

そして、昨年の猛暑の中クーラーで冷やしてしまい、痛みが再発したそうです。痛みは夜間に特にひどく、ズキズキ痛んで眠れないほどだったそうです。

また、8年前から坐骨神経痛にも悩まされていたようで、現在も一時間ほど歩くと右側のお尻から太ももにかけての痛みが出てくるそうです。


初診時の状態を詳しく聞いてみると・・・

・右肩は前方および側方から上に腕を挙げようとすると、水平くらいの高さで痛みが出てそれ以上挙げることが出来ません。

・右腕を後ろ(背中側)に廻そうとすると、腰のあたりまでしか痛みで挙げることが出来ません。

・右肩は常時痛みとだるさがあり、動かすと更にジーンとした痛みが出てきます。

・右肩を上にして寝ると疼くような痛みが出ます。


身体の状態を詳しく調べると・・・

・骨盤は左に寄った状態(左足荷重)で、右への動きが上手く出来ません。

・両方の股関節に著しい可動制限がみられます。

・右の大腰筋(股関節の前の筋肉)が過緊張もしくは短縮しているようです。

・左の内転筋(内ももの筋肉)が過緊張もしくは短縮しているようです。

・右肩の棘上筋(肩甲骨から腕をつるすようにつないでいる筋肉)が上手く機能していないようです。

・右肩の僧帽筋(肩の上の筋肉)の中央付近にしこりがあります。


1回目は、骨盤の動きと股関節の可動性を上げるために大腰筋と内転筋が正常な状態になるような手技を行いました。また、棘上筋の機能制限を解放するために、周囲の筋膜や皮膚の滑走を上げるような施術を行いました。

この時点で、肩の前方への可動域はかなり改善しましたので続きは次回に!

2回目~5回目までは同様の施術に加え、肩関節の周囲の筋肉を一つ一つ滑走させていきました。

6回目位から夜間の痛みをあまり感じなくなってきました。筋肉の滑走は改善してきましたので、僧帽筋の中央にあるしこりに対しての施術を行っていきます。

このころより、肩の動作による痛みや夜間の痛みはかなり改善したのですが、常時だるくて重い感じが右肩から抜けません。

そこで、10回目から腹部の手術の痕(2年前に胆石の内視鏡手術を受けられています)の影響に対して、筋膜をリリースする手技を追加していきます。

膜へのアプローチが効果あったようで、ダル重さも改善してきました。
また、このころから坐骨神経痛の症状も出なくなりました。


現在の右肩は、前後左右どの方向にも可動制限は見られず夜間の疼きもありません。ただ、腕を動かす方向により僅かに痛みが出るポイントが残っているようです。

細かな筋肉の動きを調べながら、制限している部分の滑走を改善するための施術を行いました。

もう少しで症状から完全に解放され、メンテナンス(健康管理)としての通院に変わりそうです。

ありがとうございました。


 

投稿者: ナチュラル・キュア整骨院

2011.05.16更新

40代女性  兵庫県 尼崎市

首の痛み・肩から背中への痛み・腰の痛み・足首の痛みなど多くの症状をお持ちで、今までカイロプラクティック院や整体院、整骨院などを転々とされていたようです。

また、最近では「呼吸がしにくい」と感じるようにもなっていたようです。


状況を詳しく診ていくと・・・

・骨盤が左にしか振れない状態(左荷重)になっています。

・右の足首が不安定で、小指側で地面と接触しているようです。(靴底が右側だけ変な形に減るそうです)

・肩甲骨は右前下がり、左上がりになっています。

・首は左側の関節が不安定になり、触るとゴリゴリした痛みがあります。

・首の可動域は、左側屈(左に首をかしげる動作)と左回旋(左を向く動作)に著しい制限がみられます。

・左の肩関節にも前方および側方からの挙上(腕を上げる動作)に制限がみられます。

・深く呼吸をしてもらうと、大きく長く吸うことが上手く出来ないようです。胸郭(肋骨)がほとんど広がっていないようですので、かなり息を吸いにくい状態です。


そして、いちばん大切なポイント!

頸椎(首の骨)の1番上の骨に左方向のズレがみられました。

この骨は、環椎と呼ばれているように頭蓋骨を上に乗せるために輪っか状になっている骨で、背骨の中で唯一椎間板が無い骨になります。椎間板で下の骨とつながっていないので、ある意味本当にズレることが出来る背骨はこの環椎だけということが出来ます。

この骨がズレたまま暮らしている人はかなり多いのですが(私がみてきた患者さんの80%以上には程度の差はあれズレがみられます)、ズレている状態を検出するためにかなりの技術が必要になるため、多くの整体やカイロプラクティックの治療院では調べることさえ行われていないのが実情です。

この患者さんも、今まで一度も調べられたことが無かったそうです。

第1頸椎(環椎)に軽く手を添えた状態で、側屈と回旋の動きを調べていくのですが、患者さんにもはっきりと引っかかりが解り可動制限があることが理解できるのです。

この第1頸椎のズレを修正するための施術(軽く振動を与えます)を行うことで、その場で引っかかりが無くなり、可動制限も解消します。

そればかりか、肩の可動制限や呼吸のしにくさ、なども同時にかなり軽減してしまいます。

この第1頸椎がズレた状態を放置していると、多くの場合は同側(この場合は左半身)の関節や筋肉にかなりの抑制を与えてしまうようです。また、長期化すると全身にその影響が広がっていくのですが、ズレている第1頸椎自体には自覚症状がほとんど無いために見過ごされているようなのです。

20年近い臨床経験の中で、最近特に「長期化する慢性症状の根本にこの第1頸椎のズレが関係していることが多い」と感じています。


1回目は、第1頸椎の調整をはじめに行い、次に骨盤の左右の動きのバランスがとれるように、右のふくらはぎ、右のお尻、左の股関節の筋肉の滑走を良くするための施術を行いました。

2~3回目も同様に第1頸椎の調整を行うのですが、3回目にはほとんどズレは無い状態になっていました。

4回目には肩から背中の痛みや呼吸のしにくさはほとんど感じられないようになっています。

今後は不安定な足首と頸椎の下部を安定させるような施術が中心になっていきます。

ありがとうございました。

 

投稿者: ナチュラル・キュア整骨院

2011.05.13更新

30代男性  兵庫県 西宮市


野球の競技中、後ろに下がりながら捕球をしようとしたところフ背中がフェンスに当たってしまい、肘から先が後ろに持っていかれるような状態になったようです。その後、後ろ気味の球を捕る動きをすると肘に痛みが走るようになったそうです。

受傷後、病院ではアイシングと電気治療を受けるのですが経過が思わしくなく、ハリ治療や気功なども受けてみたそうですが、改善せずゴルフのスイングでも痛みが出だしたのでお知り合いの紹介で当院にお越しになりました。

肘に関する状況を詳しく診ていくと・・・

・左ひじは過伸展(肘が逆方向まで伸びきった状態)になっています。

・前腕(肘と手首の間の部分)は内巻きにねじれた状態で筋肉が硬くなっています。

・上腕(肩と肘の間の部分)は外側の筋肉が硬くなり、肘の動きで引きつります。


その他の状況は・・・

・右足首が不安定(捻挫しやすい状態)になっており、かかとが内側に大きく入り込んでいます。

・骨盤は右に振れず、左荷重になっているようです。

・上半身は骨盤の動きに代償する形で、右側に凸の状態、左の肩が上がっています。


足首は今回の肘の負傷よりずいぶん前から不安定な状態だったそうです。

その不安定な右足の状態を上手くごまかしながら競技を続けてきたために、骨盤は左にシフトし左荷重に、上体は更にそれを代償して右凸に、肩を含めた上肢はその体のねじれた状態の影響を受けて本来とは違う無理な位置関係で使い続けられてきたようです。

そこに加えて今回の受傷で、何とか保っていたバランス(といっても歪めててごまかしてきただけなのですが・・・)が一気に崩れてしまったようです。

1回目は、右足のかかとのアライメントを正常な状態に近づけるために、周囲の軟部組織の施術を行いました。また、肘に関しては前腕の回旋制限を改善するような施術を行いました。

施術後は肘の痛みはかなり軽減しましたが、不安定感はまだまだ残っていました。

2回目は、右足の施術を同様に行い、肘に関しては肩周囲の筋肉の制限を改善する施術を行いました。術後の肘の痛みは自動運動(自分で動かしてもらう動き)ではほぼ消失しました。

3回目になると、足首の状態もかなり良くなり、左右にぶれる動きが出なくなったために、しっかり右にも荷重できるようになってきました。

肘は自動運動では痛みは全く出ないのですが、負荷(肘を過伸展するようなうごき)をかけると、痛みが出るようです。肘の部分で動きが過剰に出た状態で、関節と筋肉で上手く動きを制御しきれていないようです。

今回から、筋肉のトーヌス(平常時の緊張)を上げていくためのトレーニング法を指導して自分でやってもらうことにしました。


5回目になると肘の動きもスムーズになり、痛みもかなり強めの負荷をかけない限り出なくなりました。肘の安定感も出てきています。野球も痛みなく普通に出来たようです。

好きなスポーツを不安なく再開出来て本当に良かったですね!

これからは、定期的なコンディョニングを行なっていきたいと思っています。

ありがとうございました。

投稿者: ナチュラル・キュア整骨院

2011.05.12更新

20代男性  兵庫県 尼崎市


中学生のころから腰痛を自覚され、整体やハリ治療で治まってきたようですが、今回の腰痛はかなりきつく整体やハリ治療ではうまく改善しなかったようです。

来院時は、体が大きく傾き痛みのために椅子に座ることも困難な状態でした。

状況を詳しく観察すると・・・

・骨盤の右への動きの制限があり、回旋(廻すような動き)の代償がみられます。

・左の腰に強い筋肉の張りがみられ、収縮させる動きで痛みが出るために右に大きく上体を傾けています。

・骨盤は仙骨に対して左右の腸骨が別々の方向にねじれています。(こうなると動きがロックされてしまいます)

・右の股関節の前の筋肉が異常に緊張しています。(少し伸ばすだけでも強い痛みがあります)

・左の股関節の内側の筋肉が異常に緊張しています。


このように、体のあちらこちらで左右の筋肉の状態や姿勢に大きな差がみられますが、バランスが取れていない状態というよりもこれだけ歪んだ状態にしてでも体を何とか支えなければいけない何らかの原因があると考えることが出来ます。

初回は骨盤の左右の動きが均等に出来るように調整をしていきました。

2回目には、腰痛は少しまし・足の冷えもマシになっているようです。筋肉の調整を中心に行いました。

3回目には筋肉の過緊張もかなり緩和して体も比較的真直ぐな姿勢が取れるようになってきています。関節の可動を細かく調べていくと、腰椎5番(骨盤と背骨の境目)の関節の動きに制限が見つかりました。左側の靭帯が制限しているようです。この制限によって骨盤に対して上半身のねじる動作に左右差が出てしまうのです。この靭帯の制限を緩和する手技を行い、上半身の回旋を正常に行えるように調整しました。

4回目には、日中の腰痛はほとんどましになるのですが、朝一番がつらいようです。足の指・足首・下腿の筋肉の連動性を向上させるためのエクササイズを指導しました。毎朝起きてすぐにやってもらうようにしました。

5回目には、エクササイズの効果が上がってきたのか、足首の動きのブレが少なくなり、日中の腰痛は全く感じなくなったようです。朝の痛みもほとんど感じないようになってきています。足の冷えも感じていません!

今回は体の内側からの捻じれを改善させるために、骨盤隔膜(腹腔の底)、横隔膜(腹腔の天井であり胸腔の底)、胸郭出口の膜(胸腔の天井)のリリースを行いました。施術後は手足の可動域も向上し、呼吸もしやすくなりました。

ありがとうございました。

投稿者: ナチュラル・キュア整骨院

2011.05.10更新

40代女性  大阪府 茨木市


2年ほど前にアキレス腱のストレッチをしているときに右の足のかかとに痛みが走り病院でレントゲン検査を受けるのですが、「骨には異常なし」で単なる炎症であろうと診断されます。

その後、常に痛みがある状態が続くのですが1週間ほど前に急に悪化、痛くて右足を地面に着けないくらいの状態で来院されました。

状況を詳しく調べてみると・・・

・地面に足をつけて体重をかけると強い痛みが出ます。

・足首の屈伸の動きでかかとの痛みが増強されます。

・足首の背屈(足を上にあげる)の動きに著しい制限がみられます。

・右のふくらはぎに対してかかとの骨が歪んだ位置関係にあります。

・右のふくらはぎの筋肉に、巻き付くような強い捻じれがあります。

・両方のふくらはぎの表面の皮膚がピンピンに張っています。


ふくらはぎの筋肉がねじれたままの状態でスポーツなどを続けた結果として、ふくらはぎの筋肉に過緊張と強い短縮が起こってしまったようです。

また、皮膚と筋肉、筋膜などの間に本来ある筈の滑走(つるつる滑るように動く状態)がほとんど見られず、アキレス腱の付着部(かかとの骨にくっつく部分)が無理やり引き伸ばされたようになり、強い痛みを出していたと考えられます。

初回は表面の強い引きつれを緩める為の施術と、皮膚とすぐ下の筋膜の間の滑走を円滑にするための施術を中心に行いました。
術前はかかとを地面に着けて立つことが困難だったのですが、術後はかかとを着くことが出来るようになりました。

2~5回目は表面から深層部に向かって順番に滑走を円滑にするための施術を行いました。回を追うごとに痛みはマシになり、可動範囲も広がってきました。

6回目から自宅での宿題として「ストレッチボード」というアキレス腱を伸ばすための器具を用いて自主トレを行ってもらいました。
はじめは角度にして9度の傾斜にも立つ事が出来ませんでしたが・・・

現在ではかかとの状態もふくらはぎの状態もほぼ良好になり、コンディショニングのために10日に1回ペースで来院されています。ストレッチボードも25度にも無理なく乗れるようになり、毎週テニスを不安なく楽しまれています。

ありがとうございました。

投稿者: ナチュラル・キュア整骨院

2011.05.09更新

50代男性  兵庫県 川西市

2年前から左のお尻から太ももの後ろの痛みと足の指のしびれを自覚され、病院で坐骨神経痛と診断されるのですが、治療はけん引療法や湿布だけで効果もあまり感じられずに通院を止めてしまったそうです。

その後、ハリ治療やペインクリニックでの注射などの治療を受けるのですが、その場だけ楽になってもすぐに戻ってしまうのですが、他に方法も無く、時々通院されていたそうです。


詳しく状況をお聞きすると・・・

・10代後半に胃潰瘍になり、胃の三分の二と十二指腸を手術により摘出されています。

・40代に内臓の出血(小腸)があり、開腹手術をされています。

・2回目の手術の後から開腹の傷跡がひきつり出し、癒着していると言われたそうです。

・大きな傷跡以外に、内視鏡や排液用の管を通した穴の傷跡や複数あります。


また、体の状況を調べていくと・・・

・左の坐骨神経痛は常に痛みを感じているのですが、上半身をひねるようにすると更に痛みが強くなるようです。

・上半身をひねる動作で、背中に強い痛みとひきつり感も出るようです。

・腕を上げても(バンザイのポーズ)背中と坐骨神経痛の痛みは増強します。

・腹部の傷口付近の皮膚を引っ張ると、同じように痛みが増強します。


このような状態なので、からだをひねる動作があまりにも痛いため好きなゴルフもやめてしまい、最近では日常生活にもかなり支障をきたしているようです。


問診の段階で、傷口のひきつりや瘢痕、癒着がかなり大きく関連していると判断したため、通常の足や骨盤の歪みの検査等は後廻しにして、傷口の状態を毎回1か所づつチェックしました。

初日はおなかの真ん中にある大きな縦傷(胃・十二指腸の手術痕)は傷口が硬くなり、周囲の組織もひきつれていましたので、オステオパシーの間接法などの技術を用いて緩めていきました。

2回目は、前回の傷に対しての施術を行ってから、左わき腹の傷跡(内視鏡の痕)を調べていきました。やはりこの傷も周囲の組織に対して全く動きがありません。ここにも動きを出していく手技を行いました。

3回目になると、体を軽くひねったくらいでは背中の痛みは出なくなっていましたが、強くひねるとまだひきつりと痛みが出るようです。前回同様に、傷に対して施術していきます。

4回目になると、縦傷と左わきの傷はほとんどひきつらなくなったのですが、体を強くひねるとやはり背中に痛みが出るようです。

大きな傷跡にばかり気をとられていたので、今度は右のわき腹にある小さな傷跡を触ってみますと、表面は小さな傷なのですが奥深くまで硬い組織が埋もれています。体の表面から中に向かって3~4センチの筒状の堅い組織が手に触れてきます。

これは、排液用のホースを突っ込んであった穴のようですので表面から中まで貫通していた傷ということになります。この傷が皮膚、筋組織、腹膜などを串刺しにしたようにくっつけてしまっているようです。

この部分をほぐしていくと、急に体がひねり易くなり、背中の痛みも感じなくなってきました。

一番小さな傷跡が、いちばん大きく影響していたようです。見逃さなくて良かったです!

その後、5回ほどこの小さな傷痕に対する施術を中心に行い背中の痛みはほとんど感じない状態にまで良くなりました。
また、背中の痛みとわき腹の傷跡の関連に注目して施術を進めていったのですが、肝心の坐骨神経痛はどうなったのかと言いますと・・・

7回目くらいの施術後に「ところで坐骨神経痛はどうなってます?」と聞いたところ、「そういえば最近全く気になっていませんね!
背中が気になっていて忘れてました」とのことです。

どうもこの傷の問題が、からだのねじった使い方や過緊張などをひきおこして坐骨神経痛に影響を与えていたようです。

このように、過去の怪我や手術の傷跡がその後何年かして体の歪みの原因となり、思いもよらない問題を引き起こしているケースを私は今迄に数多く診てきました。


既存の医療機関等では全く関連がないと思われがちですが、欧米では医療機関にも「手術の傷跡に対するリハビリテーション」のプログラムがあるのです。私はそのプログラムを受講していたので、このようなケースに対応することが出来ました。

上手くいって本当に良かったです。


ありがとうございました。

投稿者: ナチュラル・キュア整骨院

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