痛みが引かずに我慢していませんか?

痛みが引かずに我慢していませんか?

2011.08.11更新

40代男性  兵庫県 尼崎市


月に1回程のペースでメンテナンスにお越しの患者さんなのですが、1~2週間前から右の肘に痛みが出始めてお仕事にも支障が出てきたため、急遽来院されました。

詳しく肘を調べてみますと・・・

・肘を伸ばす動きで肘の先端付近に痛みが出て、完全に伸ばすことが出来ません。

・少し重いものを持つ動作でも痛みが出ます。(持つ時よりも置きに行く動作で痛みが強いようです)

・肘を曲げる動きでは、肘の内側で何かが詰まったような感じになり、90度付近から先には曲げることが出来ません。(同側の肩に指先が届かない状態です)

 
この患者さんの痛みが出ている部分は、前腕部の小指側にある尺骨の出っ張りが上腕骨の凹みに入り込むようになっている関節の部分に相当し、どうも関節がうまくかみ合っていないようです。

肘には3つの骨の間でそれぞれに関節があり、その動きを組み合わせることで腕や手先を器用に使うことが出来るようになっています。

つまり、今回のようなケースでも3つの関節のそれぞれが正常に機能しているかを詳しく調べて同時に調整していかなければいけないのです。

この患者さんの関節は、痛みを出している関節以外に、前腕部の親指側にあるとう骨の上端が上腕骨と上手くかみ合わず、ちょうど小さい子供さんの肘を急に引っ張った時に起こる肘の亜脱臼【肘内障】に似た状態に(大人では関節は抜けることは少ないのです)になっていました。

肘の2か所の関節を調整すると、痛みはほぼ消失し可動範囲は約80%改善しましたので1回目の施術は終了にしました。

2回目は1週間後にお越しになったのですが、肘を伸ばす動きによる痛みはすでにはほとんど無くなっており、僅かに違和感が残っているだけのようです。

肘を曲げる方向の可動制限はほとんど見られず左と同じように同側の肩を指先で触ることが出来るようになっています。

念のために関節の位置関係をきっちりと調整して終了としました。


今回の肘の調整は、患者さんが症状を自覚してから割と早めに(発症から2週間以内)来院してくださってので、代償作用(痛みをかばうことにより起こる様々な間違えた体の使い方)がほとんど見られなかったために2回の調整で症状のほとんどを改善することが出来たのです。

これが1カ月以上痛みをごまかしながら使い続けた挙句に痛みに耐えきれず来院された場合には、こんなに簡単に解決することはありません。

1か月もあれば全身に代償作用による歪みが生じ、場合によってはほかの部位に新たな問題を引き起こすこともあるからです。


月1回のメンテナンスが患者さんの「からだの問題点に対する意識」を高いレベルに保つ事になっていたようですね。

ありがとうございました。

投稿者: ナチュラル・キュア整骨院