痛みが引かずに我慢していませんか?

痛みが引かずに我慢していませんか?

2017.02.21更新

大阪府豊中市在住 40代 男性 以前にご来院されていて、お久しぶりにお見えになりました。

ジョギングをしていて、終わった途端に背中が痛くなったそうです。その痛みがもう数日消えないとご来院されました。
場所は右の肩甲骨の内側あたり、胸を張ろうとすると背中に強い痛みが走ります。
左には全く痛みは出ないそうです。

実際をみてみますと肩甲骨内縁の菱形筋あたりに圧痛、屈曲伸展に運動痛、右上肢挙上に可動制限がありました。
ただ、発生機序がジョギングしててなので、単純な肩の損傷ではないように思います。

もう少し色々みてみると、下肢の筋の張りや殿筋も結構強く張っていました。腰背筋膜から広背筋も緊張感があり、全体の動きが重く鈍い?感じです。
腹筋側にも固さがあり伸展動作が出来ていません。起き上がり動作も辛そうで腹筋の筋力も発揮出来てないのかなと思い、背筋側の痛みは特定の場所ではない事を考えても、こちらはやはり代償動作であり腹筋側の筋出力の低下がジョギング時の体幹安定性を崩し、ジョギングフォームの崩れ、偏りのある筋の張りを作り背中の痛みにまで拡散したのではないかと考えました。

そこで、腹部の筋出力を発揮し易くさせる様な手技と、尚且つ呼吸器の動きに合わせて横隔膜が最大筋力を発揮できるように施してみました。

その後は、若干腹筋に力が入りやすくなりましたがまだまだ弱かったので、アイソメトリック収縮を促す足上げ腹筋による静止を補助付きでやってみました。すると更に腹筋側が安定したので、再度背中の痛みをチェックしてみました。
胸が張れなくなっていたのが上体を起こせる様になり、姿勢が良くなりました。右肩甲骨の痛みも軽減して挙上制限も改善されてきていました。肩甲骨自体に癒着等障害はなく、胸が張れなくなっていた事で肋骨が肩甲骨に過度に干渉し動きを止めてしまっていたようです。

ジョギングする時は体幹を意識して貰い、過度に前傾にならない様に姿勢を意識してもらう様お願いしてその日は終了しました。

次回以降、腹筋側の筋や筋膜、腹腔内外の柔和な動きを更に改善し、背筋側とのバランス調整ももちろん四肢のジョギングに対するリズミカルな連動性も強化したいと思います。

さらなる姿勢改善目指して、頑張りたいと思います。

ありがとうございました。

池田

投稿者: ナチュラル・キュア整骨院

2017.02.13更新

兵庫県川西市在住 50代女性 以前にバレーボールの時のケガで来院頂いていた方です。今回のご来院は7、8年振りになります。

今回はバレーボールではなく、自宅で家事をされている時に突然手の痛みに襲われ、その日から特に母指が、朝はこわばり痛みも強くそのうちバネ指まで出だして、
とにかく母指が痛くて動かせないとのことでした。

実際にみてみますと、母指は動かそうとするとブルブル震えながらゆっくり動き出し、そのうちバネ指特有のパキンと折れる様な動きとともに強い痛みが出ます。またそれを伸ばす時もパキンと弾けるように動きさらに強い痛みが出てしまいます。
母指の関節にはそれぞれに圧痛があり、まわりの筋も硬くなっている感じです。

ばね指は、基本的に指のアライメント異常、屈筋伸筋の相反した連動性の異常、腱鞘炎等筋腱の滑走障害‥色々な要素が絡み原因は単一の場合も複数の場合もあります。

今回は特に屈筋の腱に固さがあり、関節ごとの痛みも屈筋側に出ているので、屈筋腱の腱鞘に対する滑走障害、また腱が骨から浮かない様に止めている靭帯も固着している様な感じです。

そこで母指の骨と関節の配置を正しく戻しながら、自動運動で屈伸してもらい、屈筋腱の滑走を良くなる様に試みました。最初はかなりの痛みを伴いましたが、何度か頑張ってやってもらっていると痛みが少なくなって来ました。

処置後にまた母指を動かしてもらうと、痛みとぶるぶる震える感じは少なくなっていましたが、ばね指の弾ける動きはまだ残り、あまりスムーズではありませんでした。
お家に帰ってからも、母指をばね指症状が出ない範囲での屈筋運動をしてもらう様にお願いし、この日は終了しました。

固着していた靭帯と腱鞘内での腱の滑走は治療により動く様になっても、実際には腱と腱鞘の間に目一杯滑液が潤滑する必要があります。ワイヤーとホースカバーの間に油をさす様なイメージですね、そうして摩擦がなくなり滑らかな腱の滑走が実現します。
その為には、少しづつでも指を屈伸運動して動かし続けることが必要なんです。動かすことで刺激され滑液が分泌されます。あくまで痛みが誘発されない動きでですが。

ただし、今回は腱自体の滑走障害が残っているので、次回以降更にその改善と、動く様になった時に伸筋との相反するバランス調整をする必要がありそうです。

出来る限り早く良くなる様に、最善を尽くします。楽に家事ができますように。

ありがとうございました。

池田






投稿者: ナチュラル・キュア整骨院

2017.02.07更新

大阪府池田市神田在住 30代 男性 お近くにお住まいの方、ホームページにてご来院頂きました。

朝起きた瞬間に、腰が激痛に見舞われたそうです。原因がよく分からず、その日にご連絡いただいたそうです。

とにかく痛みが強く、動く度に腰に響く感じで、真っ直ぐ立つ事もできず、腰は曲がったままの状態で‥。
何せその状態ですので、治療ベッドに寝ることもままならず、とりあえず取れる体勢のまま、立位で状況をチェックしてみました。
普通に立っているだけなら、静止して落ち着けば痛みは収まるようです。しかし、その静止立位の姿勢が既に上半身が右に傾いていて真っ直ぐ出来ません。そのまま骨盤の位置をみてみますと、なるほど骨盤の仙骨を中心に左右の寛骨がかなりズレていて体重がほぼ左側にしか乗せられない状況です。
ゆっくりと痛みを出さない様に寛骨の位置を仙骨と合わせて1番自然な、正常なと思われる位置に操作してみますと、痛みがましになって、上半身の右傾きも無くなり真っ直ぐに、右足にも荷重出来る感じです。

そして、その仙腸関節の周囲筋のテンションや、関節自体の異常可動性も少ない感じで、
もっとまわりをみてみますと、腰から背中、腰背筋膜や胸腰筋膜あたり、広範囲に皮膚か浅筋膜か表面的にとても固まっていて、表皮自体の遊びがなく、指でつまむ余裕もないほど固まっていました。

患者さんにその事をお伝えすると、そういえば先日、とても寒い日に一生懸命外でタイヤを運んでたと、片づけしてたという話しでした。
可能性としては、タイヤを運んでいる時に変な姿勢で傾きが出来て、そのまま冷えて皮膚から固まってしまい、正常姿勢に戻れなくなっているのではないかと考えました。

皮膚や浅筋膜は正しい柔らかさを取り戻すことで、緩むのではなく正しい張力を発揮し、より体は安定します。だから、今回は骨盤の筋を直接緩めず、腰背部の皮膚など表面的に柔らかく滑走が良くなるようにしてみました。

その後は、おしりまわりの筋は張ったままでしたが、骨盤のズレは初めよりマシで腰が伸び、真っ直ぐ立てるようにはなりました。痛みもましになったので、そのまま帰って安静にしてもらうようにお伝えし、その日は終了しました。

次以降、ベッドに寝て貰える様になれば、完全脱力肢位にて、もう一度仙腸関節自体の捻挫、離開はないか、お尻の筋の張りが残る根本的な原因をみる必要があります。緩んだ関節に対する体の防衛反応かもしれません。

正しい機能を取り戻し、再発しない体に復活していただける様に全力で取り組みたいと思います。

ありがとうございました。

池田

投稿者: ナチュラル・キュア整骨院